愛犬をペットホテルに預ける時のポイント

犬を飼っているご家庭で遠出や旅行をする際に、預ける先がなく困ってしまう場合もあるかと思います。近年ではそんな方のためにペットホテルというものがあることをご存知でしょうか?数時間から数日まで、自分の代わりに大切な愛犬の面倒を見てくれる施設です。

今回はそんなペットホテルについて、愛犬を預ける場合にチェックするべき大切なポイントをご紹介いたします。

1.ペットホテルの条件

非常に多くのペットホテルが存在していますが、大切な愛犬を預けることになるのですから、安心して預けることのできるペットホテルでなければなりません。口コミなどもとても参考になりますが、実際のところ何を基準に選んだらいいのか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、ペットホテルに愛犬を預ける場合の条件についてご紹介します。

まず基本ですが、「動物取扱業」の登録がされているかどうかです。動物取扱業というのは、「販売」「保管」「訓練」「展示」「競りあっせん」「貸出」「譲受飼育」という7つの業種の内、いずれかあるいは複数を行うことを指します。ペットホテルですと「保管」に該当しますので、登録がないペットホテルは違法ということになるのです。施設内のわかり易い場所やホームページなどに証明が掲示されているはずですので、まずはその確認をするようにしましょう。

ホテル側だけでなく、預ける側にも預けるための条件というものがあります。一つは狂犬病の予防接種や混合ワクチン摂取の証明書提示です。ペットホテルには他にも預けられている犬がいますので、最低限の予防接種などを済ませるというのはトラブルを防ぐための条件です。その他にも、病気の有無であったり妊娠の有無、年齢制限が設けられている事も多いので、あまり幼すぎたり高齢過ぎても預けることができない場合があります。事前にしっかりと確認をしておかなければなりません。

2.ペットホテルを選ぶポイント①ホテルの環境が良い

条件を満たしたペットホテルの中で、愛犬を預けるにあたっての大切なポイントの一つが「ホテルの環境が良い」という部分です。人間が宿泊するときと同様に、犬であってもホテルの環境はとても重要な要素となります。まず第一に清潔でなければなりません。病気の感染予防という意味でも、快適に過ごすことができる空間という意味でも、清潔に保たれているホテルが良いです。

次に、スタッフの管理体制がどの様になっているのかということも環境の善し悪しを決定します。大抵のペットホテルでは、夜間は防犯カメラによる監視を行っているか、あるいは24時間体制でスタッフが常駐しているかのいずれかとなっています。後者のほうがなにかあっても直ぐに対応ができるため安心ですが、その分ホテル代が高額になる傾向にあるので注意が必要です。

ほとんどのペットホテルでは事前見学を受け付けていますので、事前にまずはご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

3.ペットホテルを選ぶポイント②サービスが充実している

環境が整っている事がわかったら、サービス面にも注目してみましょう。このサービスという部分はペットホテルによって違いが出やすい部分でもありますので、飼い主の方によっても愛犬にとっても都合の良いサービスがあるホテルであればそれに越したことはありません。

どのペットホテルでも用意されているサービスとして、「一日数回の散歩サービス」があります。あるいは、散歩ではなくドッグランが敷地内に併設されているというケースも存在しており、室内にいるばかりではストレスも溜まってしまいますので、いい運動にとなります。珍しいサービスとしては、WEBカメラによる常時確認サービスというものもあったりします。ホテルで過ごす愛犬の姿をWEBカメラを通じて確認することができるので、気になった時にいつでもみることができるのですから、寂しさも不安も吹き飛びます。

たくさんの犬が預けられていることにより空気も汚れてしまいがちですので、空気清浄機が設置されているところもあります。ホコリや毛などが舞い上がりやすい環境であることは間違いないので、このサービスの有無は重要なポイントと言えるでしょう。同時に加湿器も設置されていたりもします。

また、送迎の有無も選ぶ際に確認しておくといいかと思います。ご自身でペットホテルまで愛犬を連れて行くことが可能であれば不要となりますが、状況などによってはそれが難しい、迎えに行くことが大変という場合もあるのではないでしょうか。そんなときでも送迎が可能であれば非常に便利ですので、利用するかどうかはさておき、可否だけでも確認しておくことをおすすめします。

4.ペットホテルに預けるときの事前準備

ペットホテルに愛犬を預ける際に、予防接種以外にも事前に準備しておくと良いポイントがあります。いざという時になって愛犬の体調がすぐれないとなると、預けることができなくなってしまうため、体調管理は徹底するようにしましょう。

普段あまりケージやクレートに入れることがない場合には、慣らせておくことが必要です。ペットショップの多くがケージやクレートを使いますので、いきなりとなると急激なストレスとなってしまうためです。

同時に、飼い主がいない状況にもならせておくと良いです。全く知らない場所で飼い主もいないとなると、愛犬にとっては不安でしかありません。一人でも過ごすことができる状態であれば、少しは寂しさや不安も軽減されるでしょう。

5.まとめ

最低限である「動物取扱業の登録」さえクリアしていれば、あとは飼い主と愛犬双方が安心できる環境かどうかで預けるペットショップを決めることになります。万が一トラブルになってしまうことがないように、事前見学で雰囲気などもチェックした上で決めるようにしましょう。いきなり本番ではなく、予行練習として半日だけお試しで預けてみるというのも良いかもしれません。

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